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ヒョウモンリクガメの特徴

リクガメとついていることからも分かる通り、ヒョウモンリクガメは陸上で生活します。
それも主にサバンナや草原、乾燥林や有刺植物の低木林などに生息しています。

ただし、山地の斜面や森林、極端に乾燥した環境は好みません。
なお、正確にはヒョウモンガメという名前で、主にアフリカに生息しています。

最大甲長70.5cmで、メスはオスに比べて背甲の幅が広くて甲高が高いという特徴があります。
成体となるとオスは尾がメスのそれよりも太くて長く、尾を甲羅に収納した状態であっても先端が後ろ足に達することがあります。

一般的にカメというとあまり動かなさそうなイメージがありますが、意外と行動圏が広く、行動圏を変える場合は20から50kmの移動を行うことがあります。

乾季になると不活発となり、また冬季になると茂みや岩、倒木の下やシロアリの古い蟻塚などで休眠しますが、気温が上昇すると日光浴後に活動することもあります。

食性は草食で、野生下では草や木の葉、花や果実、多肉植物やキノコなどを食べ、飼育下では小松菜やチンゲンサイ、モロヘイヤや大根などの市販野菜、タンポポやクローバー、ナズナなどの野草を与えます。

飼育下では果物も食べますが糖分が多いため頻繁に与えず、たまにご馳走として少量だけ与えるようにします。

繁殖期になるとオス同士での争いが顕著ですが、オスがメスに交尾を迫ったり、メスがオスを拒絶して争うこともあります。
夏季や雨季に10から30cmの穴を掘って産卵します。

一度に5から30個の卵を年5から7回に分けて産み、産卵の間隔は3週間から1ヶ月程で、卵は産卵から178から485日程で孵化します。

放牧や農地開発による生息地の破壊、野焼きや干ばつによる乾燥化が進んだり、食用やペット用としての採集などによって生息数は減少しています。

飼育時の注意点

ヒョウモンリクガメは先に述べた通り、最大70cm近くまで成長し、飼育下でも甲長40cm以上に達する大型種です。
そのため、かなり大型の水槽とその水槽内の温度・湿度を維持する器具を用意する必要があります。

温度に関しては基本的に28から32度を保てる環境が必要で、スポット下では35から37度程度が理想です。
ヒョウモンリクガメは元々どちらかと言うと乾燥を好みますが、それでも日本の冬の乾燥具合は彼らにとっても乾燥しすぎとなります。

1年を通して、湿度を40から50%程に保つようにしましょう。
紫外線も重要となるので、日当たりが良い部屋でない場合は紫外線ライトが必須です。

食事は消灯の3時間前までには済ませるようにします。
何故なら、食べて直ぐに消灯してしまうと未消化の原因になるからです。

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