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ヨロイを持ったトカゲとして人気

アルマジロトカゲは、モンスター系のゲームなどにもしばしばモチーフとして登場してくる体を覆う固い表皮が特徴的な小型のトカゲです。

その見た目から「小さなドラゴン」と呼ばれることもあり、体全体をゴツゴツとした爪のようなヨロイが覆っており、外敵に襲われたときには体を丸めて守ります。

隠れる場所がないところで急に体の大きな動物と出くわすとすぐに自分の尾を咥えて体を丸くするので、捕食をしようとする大きな肉食動物も諦めて立ち去ってしまうということがよくあります。

アルマジロトカゲが主に生息しているのは南アフリカ共和国内の乾燥地域で、現在絶滅危惧種として指定されていることからワシントン条約によって輸出制限がされています。

体長は平均で約20cmくらいの小型サイズであり、普段は砂地や岩場で単独で行動をしています。

アルマジロトカゲが数を減らしてしまったのは、ペットブームにより世界中から乱獲が行われるようになったせいであり、現在では日本で見かけることができるのはごくわずかの動物園などの施設となっています。

個人向けのペットとして購入することは一応できるようですが、1匹あたりの価格はだいたい30~40万円くらいとかなり高額です。

ごく稀に非常に安く販売されているものもあるようですが、それは不正規に輸入された密猟品なので絶対に購入をしてはいけません。

アルマジロトカゲの生態

しかしいくらかわいいと言っても1匹30~40万円ともなると気軽にペットにすることはできないでしょう。

そこでおすすめなのが、公共施設として飼育をされているものを見に行くという方法です。

現在アルマジロトカゲを飼育している施設としては、札幌市円山動物園や秋田県男鹿水族館GAO、埼玉県こども動物自然公園といったところがあります。

なお札幌市の円山動物園に展示されているアルマジロトカゲは密猟・密輸によって持ち込まれたものを空港の税関で摘発されたものであるとされています。

あえてはっきりと掲示することにより、日本に大量に密輸されているアルマジロトカゲのことを知ってもらいたいとするものです。

日本は世界各国で見ても特にアルマジロトカゲの密輸量が多い国として不名誉な称号を受けているので、その点は十分によく理解しておくべきことと言えます。

飼育をするときのアルマジロトカゲの生態としてはまず食糧としてコオロギなどの虫をつかまえて食べています。

乾燥地域で生息していることもあり、あまり多くのエサはとらず水もほとんど飲まないということが特徴です。

体こそ小さなアルマジロトカゲですが、実はその寿命は大変に長く健康なら10年くらいは生きることができるとされています。

見た目に反して性格は温厚

アルマジロトカゲはいかつい顔をしていますが、実際は非常に温厚な性格をしており自分から外敵に対して攻撃をしかけるといったことはほとんどしません。

もっともそのために身についた体の防御能力なのでしょうが、反面で大変に危険に対して敏感であるという側面も持っています。

飼育をしたり直接触れたりするときには決して驚かせるようなことはせず、愛情を持って触れるようにしていきたいところです。

慣れてくると警戒心も薄くなるので手に乗せたりすることもできます。

Posted in: 爬虫類