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大きなサソリ

サソリの中でも一番大きなサソリであり、黒光りした身体に大きなはさみを持ち、ダイオウサソリの名前にふさわしい風貌をしています。
体長は最大で30cm以上にもなり、寿命は5年ほどです。
アフリカ西部に生息しているサソリであり、大きなしっぽに立派な毒針を持っていますが、毒性は低いです。

夜行性であり、日中は岩陰や朽ち木などの場所に隠れて、夜間になると行動を開始します。
繁殖は比較的簡単で、メスは産んだ子供を背中に背負って飼育します。
生まれたばかりの子供は真っ白な身体であり、成長と共に色は大人へと変化し、その期間は3年ほどかかります。

毒性は低いとはいっても、危険がないわけでなく、また大きなハサミも挟まれると危険があります。
もしも飼育するとなると、脱走しないように責任をもって飼わないとなりません。
餌を与える場合は手で直接与えるのではなく、ピンセットなどを使用して与えた方が安全です。
野生下では昆虫などを餌としており、飼育する場合もコオロギなどを与えると良いです。

サソリの中では飼育は簡単な部類

チャグロサソリの仲間であり、サソリの中では飼育入門種として、初めてサソリを飼う人向けです。
繁殖も比較的簡単で、多湿を好むために昆虫マットやヤシガラ土などの、保湿性の高い床材を使用して飼育すべきです。
定期的に霧吹きなどで保湿するなどのことも必要で、特に冬は乾燥しやすいので、保湿は十分に行ないましょう。

昼間はほとんど動かないために、隠れ家となる流木などをレイアウトして設置してあげましょう。
寒さに弱いために、飼育ケースの底面をヒーターで温めるなどして保温します。
ただし床面全体を保温するのではなく、半分ぐらいを保温し、必ず熱の逃げ場を作ってあげましょう。

土を掘ることが好きなような個体もいますので、床材の厚さは3cm以上あると良いです。
床材を置いたらそこに、水入れと隠れ家となる流木などを置きます。
好む温度は30度であり、できるだけその温度に近づけて、気温管理をしてあげましょう。
隠れ家を置くなら、ヒーターのない涼しい場所に置くのが良いです。
湿度は75%以上を保つようにして、霧吹きなどで湿度を保ちましょう。

餌を与える場合はダイオウサソリの体長の3分の1ほどの餌を与え、週に1回与えるだけで良いです。
それ以上与えても、自分で食欲管理をしますので、餌を食べません。
ただし飲み水は毎日交換して、常に綺麗な水が飲めるようにします。
飼育ケース内の掃除は頻繁に行なう必要はありませんが、糞を見つけたら捨てるぐらいの掃除はするようにしましょう。
また食べ残しや脱皮の皮などは、ダニの発生原因ともなりますので、床材を捨ててケースを良く洗い綺麗にするようにしましょう。

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