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ペンギンの特徴

れっきとした鳥類であるにも関わらず飛ぶことが出来ず、愛くるしい姿でとても人気のあるペンギンですが、生息しているのは主に南半球です。

一般的に南極にいるイメージが強いですが、実は主に南極大陸で繁殖するのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみです。

南極周辺の島、南アメリカやアフリカ南部、オーストラリアやニュージーランドなどに繁殖地があり、種によって様々な地域に生息しています。
最も低緯度に住むのがガラパゴスペンギンで、赤道直下のガラパゴス諸島に分布しています。

ペンギンの最小種であるコガタペンギンでも体長が約40cmあり、最大種のコウテイペンギンでは、体長約100から130cmにもなります。

食性は肉食で野生下では魚類、甲殻類や頭足類を海中で捕食します。
天敵はシャチやアザラシ、サメなどです。

繁殖は陸上で行い、オスとメスで抱卵します。
コウテイペンギンは-60度にもなる冬の南極大陸で繁殖するため、世界で最も過酷な子育てと言われています。

寿命は平均して約20年で、浅い眠りを繰り返すという特徴があります。

そもそもペンギンは飼えるのか

南アフリカや南アメリカが出身のペンギンであれば日本に近い気候で育ってきていますので、日本でも飼えます。
動物園の屋外で飼育されているのがそういう種類です。

特に日本で最も飼育数が多く、現実的に飼える可能性が高いのはフンボルトペンギンです。
ワシントン条約の規制対象で、レッドリストにも載っていますが人工的に繁殖させる方法が確立されています。
ケープペンギンも日本の気候に合いますが、こちらも規制対象となっています。

ペンギンは飼ってはいけない訳ではありませんが、飼うには非常にお金がかかり、注意と覚悟が必要です。
しつけが非常に難しく、動物園などの専門家でも苦労する動物です。
また非常に寂しがりなので、複数飼うか鏡張りの部屋を用意した方が良い場合があります。

年に一度、羽が生え替わる換羽という時期があり、その間は約2週間ほど断食状態となります。
その代わり、換羽に入る前は普段の倍以上のエサを食べて栄養を蓄えるため、餌の量に注意が必要です。
ペンギンのエサとなる魚は冷凍のもので構いません。

淡水で飼う場合は塩をあげるのを忘れないようにしましょう。
ペンギンは海鳥ですので、できれば飼う時の水を海水にしてあげた方が馴染みます。
運動とストレス解消のためにプールがあれば良いのですが、日本で個人的に使えるプールを持っている人は少ないので、工夫してあげる必要があります。

慣れていない個体をむやみに触ると、かなりのストレスを与えてしまうことにも注意しましょう。

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