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オーストラリアで大人気のペット用の鳥

ペット用の鳥として人気の高いオウムですが、その中でも真っ白い毛並みと特徴的なとさかを持っていることで知られるのが「キバタン:黄巴旦」とう鳥です。

キバタンはもともとオーストラリア東北部~南部にかけて生息している鳥で、現在でもオーストラリアの各地で自生しているところを見かけることができます。

特徴的なのがかなり寿命が長いということで、平均的な寿命は約40~50年くらい、長いものになると120年生きたものもいるとされています。

体長は約50cmくらいとなっており、人の手に乗るとかなり大きなサイズに見えます。

日本では野生のキバタンはいませんので、ペットとして飼育をしたいというときには海外から輸入をしなくてはいけません。

価格は30~50万円くらいが相場とされているのでかなりペット用の鳥の中でも高額の部類です。

しかし本場オーストラリアでは一般住宅に普通に飛んで来るということもよくあり、住宅やホテルのベランダに止まっては人が近くにいてもあまり気にせずのんきに鳴いていたりします。

オーストラリア在住の人の中にはこのキバタンがあまりにもうるさくて仕事ができないと嘆くこともあるほどで、慣れた場所になると1羽だけでなくたくさんのキバタンが集まっていたりします。

黄色の冠のようなとさかと羽の内側が特徴

日本で人気の高いペット用の鳥のキバタンですが、それはやはり純白の美しい毛並みと頭の上についている冠のような冠羽が理由です。

キバタンの冠羽は文字通り王冠のように細かい先端部分が上をむいてついており、体の白い色との対比も鮮やかな黄色をしています。

羽を広げた時に見える裏側の毛もこの冠羽の色に近く鮮やかな黄色であり、うっとりするような美しさを備えています。

種の保存状況としては「軽度懸念」というふうにされていますが、基本的には生息地オーストラリアでは日本でのカラスや雀並にあちこちで見かけることができるようになっています。

習性としてもカラスや雀に近く、ベランダや建物の屋根などにずらりと並んでいる様子もよくあるオーストラリアの風景です。

主な食糧は植物の種子や根で、ものを食べるときには地面に降りてついばむようにして地面を掘って見つけていきます。

人の残した残飯などを漁るということもあるようなので、室内で放す時などには注意が必要です。

野生のキバタンがそうであるようにペットのキバタンもかなり図々しい性格をしていることがわかっており、利口なものになると勝手に冷蔵庫をあけたり器用に容器の蓋を開けてつまみ食いをすることもあります。

ペットとして飼育をするときの注意点

日本においては純粋にペット用の鳥として見かけるキバタンですが、飼育をするときにはいろいろ気をつけるべき点があります。

まず先に言った食べ物の問題で、かなりなんでも食べてしまうので室内で飼うときにはケージから出すタイミングにも気をつけておきたいところです。

また鳥種がオウム属オウム科であるということから、PBFDというオウム類のくちばしや羽毛から感染するウイルスにかかる可能性があります。

鳥にしては知能が高いのもこのキバタンの特徴なので、家族が複数生活をする空間で飼育をしていると特定の一人にだけなつき他の家族には攻撃的になるということもあるようです。

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