*

メンフクロウの特徴

白いお面でもつけているかのようなその見た目から、メンフクロウと呼ばれるようになったフクロウの仲間で、納屋などの建物にある穴を利用して巣を作る習性があることから英語では納屋フクロウとも呼ばれています。

体長は30から44cmで、体重は187から700gほど、フクロウの中では中型です。
全世界に生息していますが、日本ではミナミメンフクロウが沖縄の西表島で一度記録されているのみです。

また、極地や黒海より東のユーラシア大陸中部・北部、サハラ砂漠、コンゴやアマゾンの密林地帯にはいません。
ヨーロッパでは古城や教会、廃屋などに巣を作る鳥として知られています。

その特徴的な見た目のせいか、1952年にアメリカで目撃されたという3mもの大きさの宇宙人の正体である、とも言われています。

寒さには-5度程度まで耐えられますが、その反面暑さに弱いのが特徴です。
また肉食の猛禽類ですので、野生下ではネズミやモグラ、コウモリやカニ、カエルなどの小動物を食べ、飼育下でも冷凍マウスを主食としてコオロギやミルワームなどの昆虫類も与えたり、サプリメントを添加したりします。

フクロウの中ではシャイで温厚なため、ペットとしての人気が高いです。
ただ、フクロウなので完全な夜行性であり、昼間は静かに休ませてあげられるような環境が必要です。
ヒナの頃からしっかりとすり込みを入れると、非常によくなつきます。

飼育時の注意点として

まず気をつけたいのがケージで飼う場合のケージのサイズです。
体のサイズに合っていない小さなケージで飼育すると羽や骨を傷めてしまうので、大きめのケージを用意しなければいけません。

ケージには止まり木を入れますが、足のサイズに合った太さのものを選び、まっすぐに加工されているものよりも不規則な形の自然木タイプの方が良いでしょう。

いつでも落ち着けるように、隠れ家を設置したりケージの中に部分的な囲いを作ってあげるようにします。
フクロウの中でも比較的静かな方ですが、鳴き声が気になる場合がありマンションなどでは特に注意が必要です。

また、ストレスに弱く激しいスキンシップがストレスになる場合が多いので気をつけなければいけません。

非常によくなついている個体であれば、飼い主が呼ぶと遠いところからでも帰ってくるフリーフライトも可能となりますが、これには飼い主側に多くの知識と経験が必要です。

また本来狩りをして生きているため、獲物を捕らえる爪は鋭く尖っています。
なついたからと迂闊に手に乗せると怪我をしますので、手に乗せる際には革手袋を装着することを忘れないようにしましょう。

前述したように、暑さに弱いため夏場は特に温度管理に注意し、風通しをよくする必要があります。
外出時には直接当たらないようにして扇風機をつけておいたり、飲み水や水浴び用に水を用意しておくと安心です。

フクロウは全般的に水浴びが好きなので、数日に一度程度は水浴びさせてあげると良いでしょう。
なお、価格は10から20万円程です。

Posted in: 鳥類