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フクロモモンガとは?

フクロモモンガもあまり馴染みのない動物で、モモンガと名前についてはいるもののモモンガの仲間ではなく、コアラやカンガルーなどと同じ有袋類の仲間です。

有袋類、と聞いてピンと来た方もいると思いますが、メスは下腹部の辺りにポケットのような育児嚢があります。
オスにはこのポケットのようなものはなく、代わりに下腹部の辺りに丸い突起がついているので、性別の見分け方は簡単です。

下腹部だけでなく、顔でも性別を見分けることが出来ます。
大人のオスは額にハゲがありますが、メスにはないのでよく見ればすぐに分かります。

更に、オスはメスの気を引くために臭腺があるので臭いが強いです。
フクロモモンガが生息しているのは、オーストラリア大陸とニューギニア諸島です。

また、体長は約13から15cm程度で、尻尾を含めても24から27cm程、体重も平均115から140g程度のとても小さな動物です。
寿命は平均すると約10年で、飼育環境下では最長15年程です。

フクロモモンガはとても小さいにも関わらず、約50mほどの長距離滑空が出来るのが最大の特徴でしょう。
警戒心と縄張り意識が強く、人によくなつくようにするには子供の頃から育てるべきです。

約1年で大人になり、新生児は約70日程度は母親の育児嚢で育ちます。

警戒心が強いため、飼い始めはなかなか聞くことが出来ませんが、機嫌が良い時は「クックッ」と小さく鳴きます。
逆に威嚇している時はぜんまいを巻く時の音に似た声で鳴きます。

飼育する時に気をつけたいこと

まず最初に気をつけたいのはフクロモモンガは寒さに弱いということと、夜行性であるということです。
大人のフクロモモンガでも冬の最低気温は18から20度で、直射日光と湿度に弱いという天にも気をつけないといけません。

夜行性ですから、夜は早く寝るという人には少し物足りないかもしれません。
また1匹であっても高さと広さのあるケージを用意する必要があります。

1匹の場合で、小さくても底面が60cm四方、高さも60cmは欲しいです。
ケージの中にはモモンガやリス専用のもの、小鳥用の巣箱やつぼ巣などを高い位置に取り付けてあげ、フクロモモンガが落ち着いて過ごせる隠れ家としての巣箱を用意します。

運動不足解消のために止まり木も必要です。
食性は雑食に近く、7から8割は果物や野菜類、残りはタンパク質となります。

自然界では花の蜜や樹液、果実や昆虫などを食べていますが飼育下では専用フード、果物や種子類、ミルワームやコオロギ、昆虫ゼリーなどを食べます。

飼育環境さえ整っていれば1年中繁殖でき、交尾に成功していたら14から18日でベビーが産まれます。
一度に最大2匹まで産み、ベビーの大きさは約5mm程度と非常に小さいです。

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