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サバンナで暮らす気の荒いマングース

ミーアキャットといえば、イタチのような体つきに目元だけが黒く縁取られた愛らしい見た目が特徴的です。

もともとの生息地は南アフリカ地域で、主にサバンナでの生活をしています。

よく現地の写真や動物園などの群れの様子で、複数ののミーアキャットが後ろ足だけでピンと背筋を伸ばして立ち、遠くを見るような目をしているところが見られます。

これは見通しのよいサバンナなどで外敵が近くにいないかということを探すための行動であり、群れで一緒に行動することから一緒に立ち上がって同じ方向を見ているという状態がよく起こります。

動物としての分類では食肉目ジャコウネコ科となっており、沖縄のハブと戦うことで有名なマングースの仲間です。

マングースも小さな体で果敢にヘビに戦いに挑むところが特徴的ですが、このミーアキャットも実は同じように好戦的で、「サバンナのギャング」と呼ぶ人もいます。

昼間に行動する規則正しい面も

ハムスターやその他のネズミ類は夜行性であることが多いのですが、このミーアキャットは真逆で朝起きて夕方には巣に帰るという規則正しい朝方の生活をしています。

サバンナで生活をしているため、巣となるのは岩陰などの日光の当たらない場所で、夜にはそうした木や岩の隙間に入り込んで眠っています。

驚くのが非常に珍しくサソリの毒に対しての免疫を持っているということで、サバンナではよく遭遇する毒サソリにも平気で挑んでいきます。

他にもヘビやクモなどサバンナにはたくさんの毒を持った生物がいますが、ミーアキャットは自ら挑んでいってはエサとして食べてしまいます。

ペットとして販売されている場合には、平均的な取引価格はだいたい20~40万円くらいです。

これはかなり高額ですがペットとして飼うにはかなり野生が強く、時間をかけてもそうそう飼いならすことはできないというのが実態です。

飼うのであれば成体になってからではまずなつくことは不可能であるばかりか環境の変化に適応できず体調を崩してしまうので、できるだけ幼体の頃から時間をかけて育てていった方がよいでしょう。

サバンナのギャングにも怖いものがある

基本的には好戦的で強気なミーアキャットなのですが、一つだけ大きな弱点があります。

それは空中からの攻撃で、大きな鳥を非常に怖がるという特性を持っています。

サバンナで生活をする野生のミーアキャットも、近くを大きな鳥が飛行したりするとすぐに逃げて岩場の影に入り込んでしまいます。

鳥だけでなく飛行機が飛んで行くのを見ても怖がるくらいで、かなり空中からのものに対しての恐怖感が強いということがわかります。

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