*

人気急上昇のデグーとは?

デグーはネズミなどと同じ齧歯類の動物ですが、ネズミに比べると非常に人懐っこい性格です。
元々、ヨーロッパなどではペットとして比較的ポピュラーな種で、日本では最近になって人気が出てきました。

原産はチリの山岳地帯で、野生下では山脈で暮らしているため高い脚力があります。
体を綺麗にするため定期的に砂浴びをし、糞尿の臭いや体臭はほとんどありません。

体長は尻尾を含めなければ12から20cm程度、尻尾は8から13cmほど、体重は大体が350g以下、寿命は6から10年です。
また齧歯類としてはとても耳が良く、視力もハムスターやラットより高いですが、嗅覚に関しては齧歯類としては飛び抜けたものではありません。

このサイズの齧歯類・哺乳類としては知能が高いことが特徴で、言語学の研究動物として飼育されるくらい、多彩な鳴き声を持っていて感情表現や仲間とのコミュニケーションも可能です。

人間を含めた他の動物にもよく慣れ、人に呼びかけたり、話しかけたりするような様子も見られています。
その特性から、アンデスの歌うネズミとも呼ばれています。

性別の見分け方ですが、デグーの場合生殖器と肛門の距離で判別します。
オスは縦長で両者の距離が長く、メスは丸っぽく両者の距離が近くなっています。

形も明らかに違うため、見慣れた人であれば簡単に見分けがつきます。

飼育する時の注意点

注意点としてはまず、デグーの健康な状態の歯は黄褐色からオレンジ色だということです。

人間や他の動物のように白が普通の状態だと思っていると、その色を見た時に病気ではないか、汚れているのではないかと心配になるかもしれませんが、心配することはありません。

むしろ、歯が白くなっていたらその状態が異常のサインですので見逃さないようにしましょう。
食性は完全な草食性で、野生下では過酷な環境で暮らしていることが多いため粗食で、牧草と水だけで一生を過ごします。

飼育下では牧草などを固めたペレットがオススメで、硬いため歯の伸びすぎを防いでくれる効果もあります。
デグーは体内でビタミンCを作ることができないため、専用ペレットにはこのような栄養素が添加されている物が多く、手に入るならそちらでも構いません。

気をつけないといけないのが、デグーは糖分の代謝をしづらい体質であるため、専用以外のモルモット用ペレットなどを与える場合、ビタミンが補われているかどうかに加えて糖類が添加されていないかをきちんと確認する必要があるということです。

この確認を怠って、うっかり糖分が添加されたペレットを与えてしまうと、糖分の摂取量が過多となり、糖尿病になる可能性があります。

デグーはヤマアラシ目の仲間ですが、他のヤマアラシ目の多くの種と同じように、基本的にトイレの概念が薄く、垂れ流しにしがちですが巣に糞が溜まることを嫌うため、巣の入り口に排泄する個体が多いです。

なお、デグーを飼育する際のケージはストレス解消のためにたっぷり運動出来る広さが必要で、ウサギやモルモット、フェレット用などの大きめのケージを用意しましょう。

ケージの材質はできるだけ頑丈な金網製のものにし、床にはたっぷりの新聞紙やワラ、ウッドチップなどの敷材を敷いてあげると良いです。

ただ、ウッドチップの場合はまれにアレルギーを起こす個体もいるため、注意して様子を見てあげてください。

Posted in: 動物