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コモンマーモセットとはどんな動物なのか

コモンマーモセットは小型の猿で、生息しているのはブラジル東部です。
大きさは尻尾を含まない場合で16から21cm程度、尻尾の長さは24から31cm程度、体重は平均約240gで寿命は10から15年程ですが飼育下では10年程度となります。

以前は野生にも多く生息していましたが、現在の野生下では生息数が減少しているため、ワシントン条約によって保護動物として指定されている動物です。

なお、現在は霊長類全てがワシントン条約の保護動物となっています。
猿の中では飼いやすい種類と言えますが、それは飼育スペースが小さくて済むからであって、簡単に飼えるという訳ではありません。

また小鳥のような高い鳴き声を上げてコミュニケーションを取るため、鳴き声が気になる場合は注意が必要です。
感情表現はとても豊かで、私たちに近い感情も持っています。

子育てはメスではなくオスの役目なので、背中に子供を乗せるのはオスです。
知能が非常に高く、無理に触ろうとしたり捕まえようとしたりすると、その後は警戒されてしまいコミュニケーションが取れなくなる可能性もあります。

臆病な面があるため、怖がらせないように少しずつ慣らしていき、信頼度を高めていく必要があります。
慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れれば手に乗せることも可能です。

食性は雑食で、野生下では昆虫、クモ、トカゲや果実類や花などを食べています。
飼育下ではモンキーフードが基本となりますので、入手可能なお店が近場にあるかどうか確認しておくと良いでしょう。

モンキーフードが手に入らない場合は、子犬用のドッグフードで代用することも出来ますが、あくまでも一時的な代用品にとどめるようにし、モンキーフードの入手方法を確保するようにしましょう。

モンキーフードの他、果物や昆虫などを与えるようにします。
物を食べる時は片手で持って食べるため、エサを与える際は片手で持ちやすい大きさに切って与えるようにします。

コモンマーモセットの飼育時に注意すること

まず一番気をつけなければならないのは、紫外線が足りないとくる病という病気になる可能性がある生き物である、ということです。

そのため、ケージを日の当たる場所に置くか、紫外線ライトを設置するようにします。
またケージの周りにおしっこを飛ばすことがあるので、掃除しやすいようにします。

ケージの中には、暖かいライトで一箇所を照らして温度を上げたホットスポットを作るようにします。
こうすることで、寒くなったら自分でそこに行って暖を取り、暖かくなったら違う場所に移動する、ということが出来るのです。

特にコモンマーモセットは寒さに弱いので、冬場はケージを置く部屋の温度を上げてケージ内が30度程度になるように温度管理する必要があります。

ケージから出して遊ばせる時は、部屋の中の全ての物がおもちゃとされてしまう可能性があることを理解しておくようにします。

できればケージから出す際は首輪や胴輪にリードをつけておいた方が、ケージに戻ってくれずに四苦八苦するという事態を避けられます。

なお、元々が樹の上で生活する猿なので、ケージはできるだけ高さのある物を選び、飛び移るための止まり木をいくつか入れるようにします。

止まり木や巣箱は噛んで壊してしまうことが多いため、噛んでも安全な木でできた物にします。
消耗品と割り切り、ある程度壊れたら新しいものに替えるようにしましょう。

エサ皿にプラスチック製の物を使うと、これも噛んで壊してしまうことがあるので気をつけましょう。

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