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カコミスルとは

カコミスルはネコ目アライグマ科の哺乳類で、北米の乾燥地帯が原産の動物です。
その名前の由来はネイティヴアメリカンの言葉で小さいピューマ、という意味です。

別名としてリングテールキャットという名前もあります。
体は淡い黄褐色から濃い褐色、下部は白い体色で14から16条の鮮やかな白黒の縞模様の尻尾は体より長く、爪はネコのように半分引っ込めることができます。

ネコより小さく、尻尾を含めない体長は30から42cmで尻尾の長さは31から44cm、体重は0.8から1.5kg程度、毛皮を目的として狩られることがありますが、毛皮に価値がある訳ではありません。

アメリカのアリゾナ州では州獣に指定されています。
性成熟には10ヶ月かかり、野生下での寿命は約7年、飼育下では約8から12年程度です。

夜行性で昼間は全く外出しません。
とても敏捷で木登りも得意ですが、樹上で暮らすことはありません。

子供の頃から飼育するとよく人に慣れ、ネズミを捕まえる能力が高いことから、かつてのアメリカ各地の鉱山で、ネズミの駆除用に飼われることが多くありました。

野生下では果実類やネズミ、小鳥に昆虫などを食べますが飼育下では、馬肉や煮干し、にんじんやバナナなどを食べます。
肉食の割合が高い雑食で、果実や野菜はあまり食べません。

見かけはとても愛くるしいですが、それに反して獰猛な面も持ち合わせているため注意が必要です。
また繁殖期は春で妊娠期間は45から50日程度、一度の出産で2から4匹産まれます。
幼獣は1ヶ月程たつまで目が開かず、自力で狩りをするようになるのは4ヶ月頃です。

カコミスルの飼い方

気になる値段は35から50万円程度で、体はそこまで大きくありませんが尻尾が長いため、ケージを用意する場合は大きめの犬用が良いでしょう。

北米ではペットとして飼育している人も多いカコミスルですが、現在の日本では非常に珍しいため、飼う前に通える範囲の動物病院で診てくれるところがあるかどうか、確認しておいた方が安心です。

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