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コツメカワウソって?

コツメカワウソは動物園や水族館でよく飼育されているため、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ネコ目イタチ科の哺乳動物で、名前を見て分かる通りカワウソの一種です。

そんなコツメカワウソはカワウソの仲間の中で一番小さく、ペットとしても販売されている種類となります。
インドやインドネシア、中国やネパール、ベトナムなど東南アジアで多く見られますが、日本では野生での生息はしていません。

非常に泳ぎが得意で水中での生活に適応していますが、陸上でも自由に行動できます。
名前の由来はその小さな爪で、指先からはみ出ることがありません。

平均寿命は5から10年ですが、飼育環境によっては7から12年とも言われています。
体長は約60から85cmで、尻尾は30から50cm程度、体重は約4から10kgです。

イタチの仲間でもあり、胴が長く足が短いその見た目も似ています。
食性は肉食で、野生下では魚類やカエル、甲殻類や貝類などを食べます。

飼育下ではフェレット用フードやドジョウ、生魚などを与えます。

マレーシアでは飼いならされたコツメカワウソが、漁業に利用されることがあります。
1年を通じて繁殖可能ですが、24から30日程の間隔をおいて3日間だけ発情します。

妊娠期間は60から64日、一度の出産で1から6頭産み、タイミングによっては年に2回繁殖することがあります。
授乳期間は2ヶ月半から3ヶ月で、幼獣は生後40日程たつまで目が開かず、生後9週間程過ぎると泳げるようになります。

野生下では河川の周辺に生息し、家族群を形成して生活しており、12種類以上の鳴き声を使い分けている、と考えられています。

つまり、コミュニケーション能力があり、頭が良い動物であると言えるでしょう。
トイレのしつけも可能で、エサを手に持って口に運ぶだけの器用さも持っています。

コツメカワウソを飼うときの注意点

元々が河川の近くに生息していることもあり、1日1回はお風呂に入れるなど、こまめに水遊びをさせてあげる必要があります。

同じイタチの仲間であるフェレットもそうですが、コツメカワウソも遊び好きで玉拾いや鬼ごっこなど一緒に遊ぶことが出来ますが、その分体力が必要かもしれません。

また、飼う時に一番ネックとなるのは価格かもしれません。
お店や個体によって幅がありますが、60から100万円ほどします。

その理由としては、1年を通じて繁殖可能ではありますが、カワウソは全般的に繁殖が困難でペット用として流通するカワウソの絶対数が少ない、ということが挙げられます。

なお、元気に動き回るためケージは大きめのフェレット用やイヌ・ネコ用のしっかりしたケージを利用するようにしましょう。

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